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適切な取り扱いが必要なカラー付きのコンタクトレンズについて

カラーコンタクトレンズをご存知でしょうか。今、10代から20代の女性を中心に広まっています。

コンタクトレンズと聞くと、普通は視力を矯正するものというイメージを受けますが、これらの多くは視力矯正のためにのものではありません。
これらは、ファッションの一部、もしくはメイクの一部と捉えられるのです。実際、近所の雑貨屋やドラックストアで目にすることがあります。

さまざまな色のものから、普段使いできるもの、某モデルがプロデュースしているものなど、自分の用途に合わせて選ぶ事が出来ます。そしてそれらの多くは、値段も安く、手が出しやすいという利点があるのです。では、本当にこれらは私たちにとって良いものなのでしょうか。

眼科医をしている知り合いに聞くと、最近、これらの使用でトラブルを抱えた患者の受診が増えているといいます。ドライアイや目の不快感などが過半数ですが、酷い場合、カラーコンタクトレンズの色素による酸素不足がもたらす角膜の損傷、付けたまま寝てしまい目が開かなくなってしまったなどの症状を訴える方も多いそうです。

一体、何故このような問題が起こってしまうのでしょうか。

1つの原因として、意識の低さ、があるのではないかと考えます。カラーコンタクトレンズの場合、一般のコンタクトレンズと違い、安価ですぐ手に入ります。また、先ほども述べたように、ファッション感覚で付けている若者も多いのです。そのため、コンタクトレンズの危険性などをよく知らないまま、眼科の受診無しに使ってしまいます。

もちろん、一定の期間使い続けるものに関しては適切な手入れが必要になってきます。しかし、これらを利用する多くの若者はきちんとした手入れが出来ていない事が多いのです。実際にカラーコンタクトレンズを愛用している方にとっては目が痛い記事だったかと思いますが、今述べた事は全て現実的な問題なのです。この機会にぜひ、自分の使用方法を振り返ってみてください。

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